お見舞いに持って行くプチデザートを1個だけ...
桜桃庵では、寒天をおすすめしていますので、ゼラチンはほとんど使いません。
温度管理が難しいこともありますし、粉寒天を使えば、プルルンからカッチリまで、
食感もいろいろ楽しめますから便利です。
寒天は、何より水溶性食物繊維を多く含みますから重宝します。
糖質の吸収も抑えてくれますので、お見舞いに持って行くスイーツにも◎
鍋に100ccくらい水を入れて弱火にかけ、粉寒天を添付のスプーン1杯を振り入れて
溶かしてから、半分残っていた抹茶くず湯を少しずつ加えて(笑)よく混ぜます。
甘さを足す時はここで...
今回は、粉茶を耳かき2杯分くらいプラスして香りを増強、バニラの香りをちょっとだけ
つけて、火を止めてから冷蔵庫から生クリームを出して大さじ半分くらい入れてよく混ぜ、
いくぶん温度を下げてから器に...
粉寒天は80℃くらいで溶かせますから、濃いめに淹れたコーヒーにそのまま溶かすことも
できますよ!
フルフルにするには少なめに、乳製品やあんこなどを使う際には説明書より多めに加えます。
この辺のアバウトなさじ加減がおうちっぽくていいですよね。
抹茶くず湯にはでんぷんが含まれて、とろみがついていますので、寒天はやや少なめでもOK
です。わざわざ分量を書かないのは、こういう少なめ材料ではほんのちょっとの差で、まるで
出来あがりが違うから、逆にそれを楽しむくらいの気軽なおうちスイーツととらえて...
寒天は常温で固まりますから、冬場には、冷蔵庫に入れなくてもいいですし、最後に冷たい
ままの材料を加えるのは温度を早く下げるため...
炭酸やジュース類を固める時にも使えるプチ技ですが、全体量の1/3量くらいまで...
寒天が部分的に固まるのはNGですから注意してくださいね。
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