からだの表層を包むように気のバリアーが張り巡らされているとイメージ
してみてください...
食べたものが消化吸収され、命門の火と呼ばれる炉釜で上昇する気になり
バリアーが供給されているって感じですね。
その働きを助ける補気の代表的な生薬の1つがオウギです。
いわゆる漢方の処方は、数種類〜数十種類の生薬を配合して構成されてい
ますから、単体で用いて得られる効果は弱いかも知れませんが、おうち薬膳
として、ご家庭で実践するには、副作用が少なく、保存しやすく、そんなに
高価でないことが大切でしょう。
最近では、国産の(高麗)人参や培養の冬虫夏草なども手に入るようになりま
したから、これらの補気の生薬をリカーやブランデーに漬けて、煮込み料理
にエキスを入れたりして定期的に食すと風邪や花粉症の防御に役立ちますね。
花粉症は、余剰な水の代謝にも関係しますから、薬としての効果を期待する
場合には、きちんとした処方を用いる必要がありますが、興味を持ってお試し
してみるのはいいと思います...なにごとも、興味を持ってはじめることからの
スタートでいいわけですから。
エキスを抽出する場合には、純度の高い、安い酒類(笑)の方がいいらいし
ですよ、飲んでも美味しくないけど、適材適所で使い勝手はあるようです。
また、コーヒーミルでグラインドして粉末化したものをスープに入れる、
やや砕いてから他のハーブと茶漉し袋に入れてブーケガルニにするのもいい
ですよ。
味は、ぼんやりと甘みと香りがありますが、味付けには影響しない程度で
すから気になりません。
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